中古戸建を購入してリノベーション、一番心配なのは中古戸建そのものの安全性です。
中古の場合、よく基準としているのは、旧耐震、新耐震基準ですよね。
建築基準法の耐震基準が大きく変わった年です。
1981(昭和56)年以降の建築確認で建てられた建築を新耐震といいますが、
特に中古戸建の場合は単にそれだけで判断するのは非常に難しいところです。
建築基準法はそれだけでなく、色々と変遷していますので
年代から気になるポイントをひとつ・・。
それは地盤調査です。
現在、新築時の建築確認申請の際、地盤調査を行うことが義務付けになっていますが、実は2000(平成12)年に義務付けになったのです。
それ以前の建物は、新耐震基準であっても安心はできないということですね・・。
地盤調査をしたかどうかは、建築確認申請書類を確認します。
新築時に建築確認申請は役所に正本、その控えとしての副本を施主が所有します。売主さんがその副本を保管していれば、見せていただくことは可能だと思いますが、所有者が変わっていたり、無くしたりしていれば、確認することが難しいです。
まぁ木造で築20年以上も傾きがなくその場に建っていれば、問題ないのかなぁ~とも思いますが・・。
不動産の価格で考えるとちょうど20年くらい経っている中古物件の方が土地代に近くなっているので、リノベーションのやりがいがあるんですけどね(;^ω^)
見極めるのが難しいのが、このくらいの年代の物です。
2000年以前に建てられた中古戸建を内見する際には、まず建物の傾きがないかどうかを確認することですね。
傾き図るってビー玉転がすっていうイメージありますが、露骨にビー玉転がすのはなんですから、簡単にチェックするポイントはドアです。
ドアを閉めた状態でドア枠とドアの垂直があっているかどうかです。傾いているとドア枠とドアに隙間ができます。
木造でしたら、経年で地盤でなくても隙間が出る場合もありますので、一概には言えませんが、傾きがあるなぁと思ったら、地盤調査をしたかどうかを確認したいところですね。
もちろん、地盤は年代に関わらず確認したいポイントです。
最近では簡単なアプリなどもでていますので気軽に調べられますね。
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