中古リノベ「リフォーム費用」はどこで借りるか|中古住宅購入を成功させるならスタイルオブ東京

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「中古を買ってリフォーム」最近は珍しくもなくなってきました。

ほんの数年前までリフォーム費用を物件と一緒に住宅ローンで借り入れることができるということも一般的ではありませんした。
住宅ローンを借り入れる場合、リフォーム費用の上乗せは物件の査定を超えることとなり、金融機関のリスクが高くなるため審査はかなり厳しいものでした。
リフォームはリフォームローンという専用ローンがあります。かつてはリフォーム工事は現金、または車などと同じ信販系のリフォームローンを使っていました。
しかし、最近では多くの金融機関でリフォーム費用まで住宅ローンに組み入れることができるようになりました。

住宅ローンで一緒に組むメリットは支払い年数です。最長で35年間組めるので、月々の支払いが少なくなります。しかしその分利息がつきます。
一方リフォームローンは長くても10年から15年が一般的です。短い分月々の支払いは多くなりますし、金利も住宅ローンほど安くはありません。しかし、住宅ローンと違い無担保なので、諸経費がかかりません。実は金利も昔にくらべるとかなり安くなっていますし、金利も変動ではなく固定金利です。
短く組むということはその分支払う利息も少ないということです。
月々の支払は大きくはなりますが、繰り上げ返済をする予定があるとか、リフォーム費用として借入れする金額が大きくなければ、リフォームローンの方がお得な場合もあります。

例えば
1000万円のリフォーム費用を借りる場合
リフォームローンの借入年数10年で比較してみます。
住宅ローンの金利0.625%(ずっと変わらなかった場合)10年後の総支払額は約1031万円
信販系のリフォームローン全期間固定金利1.8%の10年後の総支払額は1093万円です。やはり金利差でみると住宅ローンの借入手数料を引いても約50万円住宅ローンの方が安いです。

では300万円で比較してみると
こちらは住宅ローンは35年間、リフォームローンは5年と短く設定します。
住宅ローンの総支払額は約334万円、リフォームローンの総支払額は約313万円、リフォームローンは無担保で諸経費がからないので、住宅ローンの諸経費を込みにした場合では約26万リフォームローンの方がお得です。
しかし、住宅ローン減税は10年以上のローンが適用になるため、5年と短く組んだ場合は適用にならず、住宅ローンで組むと約32万円の戻りがあるため住宅ローン減税の適用がると住宅ローンの方が若干お得になります。

つまり、返済期間を短く、借入れ金額が多くない場合は住宅ローン減税が使えるか使えないかによってどちらがお得か変わってくるということです。
ローンを借りる際には返済方法や金額に合わせて一度検証してみるとよいと思います。

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