自宅を買い替えする際に一番気になるのが、タイミングと住宅ローンです。
家を売却してから、新しい家を探すとなれば、一度転居しなければならず、賃貸に移れば諸経費や家賃などもかかります。
できれば先に新居を見つけて、引越しをしてからすぐに家が売りたい!と考えますよね!
そこでネックとなるのが住宅ローンです。
まず考えるべきポイントは住宅ローンの残債と売却査定です。
売却金額が住宅ローン残債を下回る査定金額になってしまうと、自己資金を入れて住宅ローンを完済しなければなりません。
自己資金が不足してしまうようなら売却することができませんのでご注意ください。
まずは物件査定をしてみましょう。
残債は問題なく完済ができるとして、次に考えるのがタイミングです。
新居が決まってから売却したい場合には、先に新居を購入しなければならず、購入資金を住宅ローンでとなれば、既存の家が売れるまで住宅ローンは二重になりますよね。
そこで問題になるのが返済比率です。基本的には、一時的であっても既存と新規の合計借入れ金額を支払える収入を金融機関からは求められます。
それでも最近は民間の金融機関などは、既存物件の査定と売却の意思を確認するための不動産会社との媒介契約書(不動産業者に売却を依頼するもの)などを提示し、新居の物件購入から半年以内に売却が条件という条件付きで返済比率以上でも借入れが可能なケースも増えてきました。
新しい家を住宅ローンで買ってから引越しして、その後今の家を売りたい!のであれば、
住宅ローンの融通が利く金融機関を選択することがポイントとなります。
全ての金融機関が一時的な返済比率を超えた住宅ローンが可能ではないので事前に住宅ローンの借入先はあたりをつけておくのがよいです。
特にフラット35はかなり厳しいので、既存借入れがフラット35で新規もフラット35を希望されるのであれば、一時的な二重借入れはできませんので
先に既存住宅を売却して、ローンを完済してから新規のローンを借り入れしなければならず、住みながらの買い替えは難しいです。
自宅の買い替えを成功させるには、タイミングと住宅ローンが重要ですので、まずは専門家に相談してから進むのがよいとおもいます。
※相談はスタイルオブ東京へ