様々なところでアフターコロナという言葉を聞きますので、なんとなく使いたくないかな・・とも思いながら(笑)
確実にライフスタイルは変わっていて、すべての価値観は新価値観となっていますよね。その中で不動産の永遠のテーマである、家は買うか?借りるか?ということを藤木なりに発信してみたくなりました。
コロナ以前のお客様の不動産を探す条件の優先順位は「通勤」でした。駅の距離や沿線も優先順位が高く、田園都市園は朝混むので外したい!なんていうお話しも当たり前のようにありました。
しかし、いまや満員電車というほどの満員はなく、少し混んでいる程度が当たり前になっています。また毎日おなじ時間に出社することさえ多くの人ではなくなっています。
それどころかほぼ出社しません!という方にもびっくりしなくなってきました。
家にいる時間が長くなった影響で家のことをよく考える人が増えています。リモートワークでのオンラインMTGでは子供がうるさいので、書斎が欲しくなったというのが家を購入する理由というのもあります。
そうなるといままで駅近や通勤便利な首都圏ということではなく、家の広さや間取り、日当たりや音、窓からの景色などの優先順位があがります。
ここで本題の家を買うか、借りるかどっちがお得なのか。
それは目的によって違います。
楽しく暮らすことが、今よりも広く、好みの空間と環境、そして同じコストで実現できる家が賃貸であるのであれば賃貸でもよいし、なければ購入して好きなように作る(建てる、リフォームする)
購入を躊躇してしまう理由は、売るときに損をするのではないかということですが、今は不動産市場が安定しているので、損をすることはありません。
それが目的となりますが、楽しく暮らすということが目的ですので、値段が下がることを損と捉えないことです。
例えばどこか環境のよい田舎の古い戸建てを600万円で買ったとします。
ほぼ土地代ですから、1000万円かけてリフォームしたとします。
それを10年住んで売る時に土地代にしかならなかった場合、
1000万円を10年で割って1年100万円、1ヶ月約8万円の家賃を支払ったのと同じで、楽しく暮らせたなと思えるかどうかということです。
逆に言えば、同じような環境や条件で月に8万円で住める賃貸があればそれでもよいということです。
また、これからは今までのように駅距離や都心という条件が外れてきますので、ただ駅が近い立地がよいだけの賃貸は人気がなくなります。
いままではその条件だから多少うるさくても、日当たりが悪くても狭くても我慢して住んでいた人がいなくなっていくのですから、そういう物件の家賃は下がります。
これも目的で、自分はやはり駅近で住みたい街なら条件が悪くてもいいと思うでしたら、賃貸はお得かもしれませんね。
アフターコロナの住まい「買うか借りるか」
楽しく暮らすとは何か。目的は何かを明確にして、そこにあった住まいが賃貸でなければ、買う。
今までとは暮らし方が大きく変わっていきますが、その変化がより人間らしい暮らし方ができるようになる前向きな考え方になっていくと思います。
今までよりも場所の選択肢が増えますので、空間や環境を妥協せずきっと楽しく暮らせる家が見つかるはずです。それは賃貸でも購入でもよいのではないでしょうか。
結論はどっちでもいい(笑)
ということでした。
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