中古不動産を売る「値段はどうやって決めるのか」

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自宅を売却したら一体いくらになるのか?そもそもウチって売れるの?など、初めて不動産を売ろうと思えばこんな疑問が生まれます。

まず、よほど何か問題がない限り売れます。

今は世帯数よりも既存住宅戸数の方が多いですから、売れない可能性もありますが、よほど・・。つまり事件・事故物件や人里離れた場所、権利関係が複雑などの条件があるようなもの以外

例えば、ボロボロの古い戸建てで、リフォームにいくらかかるかわからないような不動産であっても値段が安ければ売れます。

実際管理費・修繕費が月額6万円で築40年のマンションが100万円!なんていうのもあります。条件が悪ければ値段が勝負だということです。

その値段ですよね。一体どうやって値段を決めるのか?

不動産の査定方法にはルールがあります。少し前は査定方法に従い不動産業者が査定していましたが、いまはシステムに入力するだけ笑

そのシステムに入力すれば、査定方法の計算から価格の目安が出されます。

もちろん、過去の取引事例が元になっていますので、常にシステムはアップデートされています。

ずばりこの価格!というのではなく、4000万円〜5000万円みたいなざっくりとした数字です。

その物件自体が直近で取引されたということではないので、近隣の類似物件の直近までの取引実績からの数字になるので、ざっくりとした数字となります。

あとは不動産仲介会社が、実際今販売している近隣の類似情報などや、内装の状態から判断して値段をつけますが

あくまでもそのつけた値段が売れる金額ではないので、高い査定をした会社に販売をお任せするということのないように気をつけてくださいね。

また、自分がどんなにお金をかけた建築であっても、庭木がめちゃめちゃ高くても、購入希望者にとってセンスが合わなければ高くは売れません。逆にリフォームするので値引きして欲しいとか、庭木みんないらないので撤去してくれなどの交渉になります。

何度もいいますが、売るときの業者選びも不動産営業担当者です。

中古物件は結構ストーリーがあります。キッチンの造作を拘っていたので、そのまま使ってくれる人に売りたいとか。庭の松を切らないで欲しいとか。お金だけでない想いがあります。

値段をつける査定はシステムですから、はっきりいってどの不動産仲介会社も同じ。違う不動産業者でも同じシステムを使っていれば、全く同じになりますよね。

ですから、自分の代理人として信頼おけるかどうか、きちんと価格の根拠を示してくれるかなどしっかり確認をして進めていくのがよいです。

 

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https://youtu.be/c2QDA2eDkmk

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